昨日のYahoo!ニュースで地元:愛知県のニュースが…

瀬戸市で脱走し、岐阜県へ走り去っていったシマウマ事件が連打。(写真参照)

ふと、『日本は意外と平和なんだろうか』と思ってしまいました。

ニュースを報道する側としては、必ずしも真実全てを報道する義務はないのでしょう。
それよりも、視聴者の興味のあるものに対して報道することの方が大事になってるのかもしれません。

『消費者のニーズにあったものを企業は提供する』

私たち解体業者からはじまり、建設業界ももちろんのことながら、ほとんどの企業はこれに当てはまるんでしょうね。
ニュースもやはりその精神に則っているのでしょう。

少数派の意見を反映することが必ずしも企業存続には当てはまらないものです。

解体業界でいえば、解体工事を依頼されるお客様の90%位は『施工費用を抑えたい(お値段を安く)』だと思います。

これが家を建てるハウスメーカー様に対しては、必ずしも値段重視ではなく、ブランド名でお金をプラスαする。など、付加価値を求めることがあると思います。

でも、やっぱり解体業界は違いますね。

先日、産廃業者の廃棄カツ横流し事件がありましたが、ルールを守らないという根本はいけないことと思いながらも、世論と同じ業界に携わる会社としての意見はやはりかなりの温度差があるもんだと思いました。

世論はやはり『いけないことはいけない』

業界から見れば『ゴミに費用を出してくれるお客様は少ない。会社が潰れてしまうギリギリで何とかお客様から理解を得、費用を頂きルールを最低限は守っていきたい』
こんな所が本音でしょうか…

ルールを作る国がもしかしたらもっとバランスをとっていくべきなのかもしれません。

ルールを作って、会社が潰れるのでは、国を支える企業が潰れ、更にはその企業で働いている雇用もなくなり、最終的には国民が1番の被害者になるのですから。

長々と書きましたが、もしかしたら最終的には
『バランス』
が大事なのかもしれませんね。

シマウマ事件は、最後は麻酔が効いたシマウマが池に落ちて溺死。というものでしたが、警察官や獣医さんなど、この事件に関わった方たちは、市民の方に迷惑が掛からないように最大限の努力をしたと思います。

何となく、ニュースの見出しは
『逃げ出したシマウマ溺死』
が大々的に出て、
「シマウマかわいそう」
という印象が。

たまには、裏で格闘した警察官の方などをクローズアップしたニュースの報道も目にしてみたいものです。