今朝のニュースで、オリンピックに向けて深刻な宿不足との話は以前からありましたが、その解決策ということで、『ホテル容積率緩和』という内容が報道されていました。

確かに都会の土地に空きはなく、同じ敷地面積でも容積率を緩和すれば、その分プラスで上部階層を増やして宿部屋数を稼げるということでしょう。

もともと、建築基準法というものが世の中にはあり、建設業界泣かせの厳しい建物建築基準を則って施工する必要があります。

だからこそ、人は安全に生活できるものなのです。

中にはそのルールを破って、建物建築構造の工事においていわゆる
「手抜き」
を行う業者さんもいます。
たまに(大きな)ニュースになるのは、そのようなルールを破って発覚した時ですよね。

こういった厳しいルールがあるからこそ、安心して人は暮らせる。

私はそんな風に考えてます。

ただ、今回の規制緩和は果たしてどんなもんなのかな?と疑問も持ちます。
とはいえ、あまり詳細を知らない状況ではあるので何とも言えませんが、単純に深刻な問題だからといって、本来守るべきものだったものを守れなくなるでは意味がないのかもしれません。

『建物を増築して階数稼げます。だから部屋数増やせます。』
⇒その建物って大丈夫なの?
建築基準てきに住宅などの建物・施設は何十年も今後暮らしていくというものであるが、安心して暮らせるの?
と不安がよぎってきます。

物事において、人は色々と試行錯誤を繰り返しながら、良きものにしていこう。という行動はどこにでもあると思います。

もちろん、わが社においても、そんなことは日常茶飯事です。
工事の施工方法もこうした方がいい。
管理方法はこうした方がいい。
特にコスト面に関しては、このご時世非常に気になるところです。
コストを下げることは、悪いことをしようと思えば、手を抜けば…方法はたくさんあるかもしれませんが、それをしていては信用がた落ちですよね。
だからこそ、人は、会社は色々と
「なんとかいい方法はないものか?」
と日々考え、成長していけるのかもしれません。

愛知の週明けは雨天気です。
週末はさくらも満開になり、よき花見日和だったようです。
今週は各地で入学式がたくさん行われることでしょう。

この年度初めは、季節面でも過ごしやすくなり、また社会全体としても新しい・はじまりの多い時期で私自身もわくわくしてくる、そんな時期で大好きです。

ひとつひとつ新しい出会いも大切にし、また、古くからわが社を慕っていただける方たち1人1人を大事にしていきたいと思います。