先日の新聞にて、

瀬戸市の解体業者が産廃を規定以上に保管
→県からの再三の改善命令を数年間放置
→最終勧告の後、逮捕状が出た

そんな内容でした。

そもそも、日本において、トップを君臨する『憲法』から始まり『法律』『条例』のその存在についての根拠は

・人を支配するためではなく、国が暴走することを抑制する。

これが大元だそうです。

なので、びっくりすることに『刑法』は罰したい行為についての刑が法律(刑法)として存在してなければ罰することはできず、悪い行為をした後に刑法を改定しても、その行為を新たに創設した刑法にて罰することはできない。

悪人なのに、守られてる…
悪いことした人は当然に罰せられるべき

と、当初思ってたのですが、その深い深い奥底には、国が勝手に法律変えて国民を意のままにする(罰する)。そんな事を防ぐそうです。
そう言われてみれば、納得する部分はあります。

法律って、私たち解体業者の首を絞めるような内容が多く、頭を抱えるような面倒なことが多いのも事実です。
(他業種さんでももちろん当てはまると思いますが)

会社ひとつ運営するのにも、労働関係、雇用関係、税関係から始まり、専門的になると建設業関係や産業廃棄物関係など、本当にこんなこと熟知して運営できるものなのか⁈と思ってしまいます。

そして、ふと、テレビで、国会議員や地方公務員などの不祥事事件を見ると、なんとなく心が複雑になります。

とはいえ、前半に書いた通り、守るべきものは、
『国民』
なんでしょうね。

だから、会社を守るべきよりも、もっと立場が弱くなるであろう国民に目を向けて、法律等は存在するのでしょう。

だから、小難しい面倒な法律や条例が多々存在するんでしょう。

人がいなければ、会社も成り立ちませんし、国も成り立たない。
やっぱり、全てはリンクし、全ては因果応報であり、それなりの理由があって存在してるんだと。

少しびっくりしたのは、この新聞の内容において、世間を一時騒がせたドローンを使って実態調査がされたという内容がネット新聞にて記載されてました。

ドローンって、便利。
でも、使い方によっては悪用されかねない。

良いものって、意外とその反面思いっきり悪いものに変わることもある。

ふと、そんな事を考えた昨日です。

良いものを良い使い方で…
これが正しく理想であり、会社に置き換えてみると、スタッフだって当てはまります。

良いスタッフがいる。
→経営者として、そのスタッフ一人一人に対しての指示や報酬等(=使いこなす)
→結果として、更にパワーアップしたスタッフになる。

理想ですが、これが難しいのも事実です。

ただ、私のモットーの1つとして、言ったことには時間が掛かろうがきちんと対応し、結果を出していく。
口先だけで、現状逃れはするべきではない。
難しいことなんですが、それが会社とスタッフとの信頼関係の第一歩なんだろうと思ってます。

愛知は先週末に梅雨入りしたようです。
現場も雨天気が多くなり、更によく考え行動していく必要のある時期です。