ある日、事務方がうなってました。

「カーボン紙で請求書を書かねばならぬ。」
とのこと。

現代っ子の事務方は、デジタル式なのでアナログ式なものに拒否反応を示すようです。
PC処理ならサクサク処理ができるが、アナログで手書きとなるとモタモタしてしまう。

頂いた指定請求書は『カーボン紙』を使用して書くらしく、久々に文房具店に出向きカーボン紙を必死で探したそう。

値段も高く、商品在庫がなく、2軒目にしてGETしたが、費用対効果が悪かったようで今後は

「Amazonにて購入する!」
と豪語してました。

と、カーボン紙を久々に見て、ふと懐かしさが。

昔はこのカーボン紙を使っていろんな作業をしていたもんです。
今は、プリンターも個人宅にも普通にあるくらい普及し、印刷代も安くなり、カーボン紙の複写ではなく、コピーが主流ですもんね。

『古き良き品』
時代が進化しても、古くからある品はそれなりに価値があったり、利点があるものです。

さて、このカーボン紙はその『古き良き品』に該当するものなのか!?
と、考えてみましたが何も思い当たらず…

唯一、思いつくのが
「遺言書は手書きが原則。(手書きじゃないと遺言書丸ごと無効)」
⇒コピーは絶対NG
⇒カーボン紙で書いたものはOK
(厳しい遺言書の指定書き方の中でも珍しい許容範囲なのです)

私の知っているカーボン紙でプラスになるのは、それくらいでしょうか。

きっとこういう物が本当に世の中から消滅していく…ということなのでしょうね。

話は変わって、
世間ではロボットの時代がそろそろやってくるという現実性を帯びてきています。
その裏では、色々な業種の需要がなくなる…という話も囁かれています。
内容はまた後日にしますが、建設業界でも重機を自動操縦といったことも現実化になってきているようです。
(私は目の当たりにしたことはありませんが)
危険な現場で人は重機に乗らず、離れた安全な場所で重機を操縦するといった内容みたいですが、その内、人すらもその現場にいなくても、予め設定したプログラムのもと、重機が勝手に操縦をするということも本当にあるのかもしれません。

とはいえ、人間の最大限の武器
『思考力』

これはまだまだロボットに装備させるのは無理なのではないか?と思います。

色々な状況に応じた対応策をプログラミングできても、今まで起きたことのない状況への対応力は人はできてもロボットは無理なんだろうと。

一番、不思議なことと言えば、

『ロボットを人間が造り、ロボットのせいで人間の仕事がなくなる。』

まさに
『自分で自分の首をしめる』

といった感じには思えます。
メリットがあって行うことも度が過ぎると自分に跳ね返ってくることもある。

そんなことを感じました。

さて、今日は土曜日です。
9月に入り、盆休み明けからの現場稼働数も常にMAX状態です。

現場数が増えるに伴い、色々な挑戦もあります。

新しい挑戦は、現場側も事務側も常々あり、また、課題点も多々あります。
できれば一人一人が考えて、時間が多少かかってもいいので解決できるような流れにしていきたいものです。

また、私自身も更に追加追加での知識習得に心がけていく必要がありそうです。