なんだか最近雨・曇天気でパッとしない愛知県です。

先日、事務方が15カ月頑張ってきた資格試験の最終合格発表があったようです。

結果は無念敗退。

その試験について聞いたら、びっくり
第一・第二試験で約10%まで絞り込み
最終的に残った10%の中で35%ほどの、「ほんの一握り」の人間しか合格しない試験とのこと。

⇒10%まで残ったが、その中の35%には入れなった。
そんなところのようです。
とはいえ、その試験は平均5年はかかるものと言われているので、1年目にしては頑張ったんでは?と思ってますが。

本人は
「人間、努力すればそれなりの成果は必ず返ってくる」
という自論があるようですが、さすがの根性・ガッツの事務方もしょげてました。
「あまりにもその試験の難しさを知らなかったから、この一年間がむしゃらに勉強に取り組めた」
と。
「100人受験して異常な2名が合格する試験だった」
と。

どうやら、本質を知って来年の挑戦に少し戸惑いを感じているようです。

自分の目標に向かって頑張るスタッフは、それが例え会社と無関係であろうとも、是非諦めずに進んでいってほしいものです。

目標を達成するための、自分なりの努力・工夫が結果として、その人の人間形成部分の成長にもなると私は考えてます。
失敗しても成功しても、自分が考えてやったことに対しては少なからず、認めたり反省したりするものです。

このような行動が、
「第三者から言われるからやる」
ではない、
「自らが行う」
という非常に価値のある行動なのかと。

とはいえ、このど根性カエルのような事務方は試験1ヵ月前は、あの予備校有名講師の『今でしょ』林修講師のある一言に感化され、最後の1ヵ月は人間を捨てて勉学に励んだようです。

「話しかけられると、頑張って暗記している膨大な知識が抜け落ちていくから人と話したくない」
という発言はかなり記憶に残ってます。

模試の結果は最下位のE判定から直前模試はなんと合格県内S判定まで登りつめたのには、このラストスパートが決め手だったようです。
試験の神器であった『六法(法律の辞書のことです)』は常に持ち歩き、時にはランチ後の昼寝の枕にし、時にはトイレに持ち込むような意味不明な行動をとってましたが、これが本人の最終的なやり方だったようですね。

努力するのかしないのか…
それはその人自身の考え方や生き方ではありますが、その努力の仕方というものは、人それぞれであり、自分とは全く違うやり方もあるんだと改めて感じた瞬間でした。

自己流が常に正しいものではない。

時には他人のやり方にも目を向けて、改善すべきことやプラスになることは自分に吸収しないと…と思った9月最終週でした。

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