桜はあっという間に散り、ここ最近の愛知は暖かったり、肌寒かったり、朝晩の冷え込みと日中の寒暖差はいつもながら体調を崩しやすく、要注意な時期になりました。

久しぶりに昨日は雨が降り、今朝通勤途中は新芽、若葉の時期の木々が更に青々ときれいに見えました。

ISOGAWAは、新しい期に入り、たまたまのタイミングなのでしょうが、RC造のどちらかというと大型物件の解体工事が続いてます。

また、私自身が担当の【『超』お金持ちの方の個人宅の解体工事】があまりにも豪華な造りでてんやわんやの事態になってます。
きっと業界の方しか分からないと思いますが、RC造といえども、真の費用をふんだんに使った造りこみ!
といった感じでしょうか…
コンクリートに入っている鉄筋の量も半端ありませんが、基礎のコンクリートの厚みも半端じゃありません。
現場泣かせ…ですね。

そんな現場もそろそろ一段落しそうです。
次も珍しく大型物件担当ですが、木造一軒家の解体と違って、やはり「利益」を追求すると、色々なやり方で挑戦できて、日々勉強です。

結果論とはなりますが、自分の考え方、施工方法について
「あぁ、間違ってなかった」
「ちょっと効率悪かったな」
そんな振り返りも大事ですね。

思い出しましたが、先日、ある現場を見回っていた時、明らかに注意しなければいけない箇所があり、車両乗り入れの際にその現場のリーダーに
「車両乗り入れの際は、誘導員を配置し、必ずここに接触しないように」
と伝えました。
珍しくきちんと的確に指示したのにも関わらず、案の定…という結末になりました。
(お恥ずかしいお話ではありますが)

言われた本人にしてみれば、交通誘導員の方に伝えたとのことですし、誘導員の方も意識し運転手に危ないとその場で伝えたとのこと。
私としては
『誰が悪いのか?』
ではなく、
『どのようにすれば、防げたのであろうか?』
をもっと考えてほしいと思うだけです。

正直、欲を言えば、そもそも現場で起こり得るリスクは、現場リーダーの経験なりで個々が判断し、適格な指示のもと現場を進めてほしいとは思ってます。
それ以前の問題ではありますが、伝えた事をいかに結果として結びつけるのか?
が大事かと。

よく昔から私も耳にしますが
「言ったから、伝えたから」
では役目を果たしたと思ってません。
伝えるだけは使者(おつかい程度)でもできますから。

この辺を上手にスタッフに伝えていくことが大事なんだと、今回の件で改めて思いました。

『伝える側』の技術も大事だと痛感しました。

最後になりましたが、写真は1年位前のある現場で重機で建物を解体している際に、金属製のアタッチメント(重機の先っぽの部分)に突如「わんこ(磁石付)」がくっついてきたのですが、何となくそのままブーム(重機の腕の部分)に移動させてみたら、1年経った今もくっついてたので、激写してみました。
いつまでこの「わんこ」はここで踏ん張り続けるのでしょうか…