以前投稿したネタのなかで、平成29年度より国土交通省お達しの『建設業の社会保険未加入対策』の徹底が図られるとのことで、業界全体がザワザワしてます。

ホワイトカラーの企業は当たり前のことでも、業界によっては、会社規模によってはこの社会保険加入制度の徹底がされてないのが現状です。

色々とここ半年、社会保険制度について経営者として改めて、会社のコストや本人たちへの影響、また、社会保険制度についてのメリットなど勉強しました。

報告してくれた事務方は今年からパワーアップした
『個人型確定拠出年金』
を知り、興味を持ったようです。

今までは企業型のこのような制度はあったようですが、今年から専業主婦でも誰でも入れるようになったとのこと。

いわゆる、
『老後の年金では将来あてにならないから、自ら老後の資金を蓄える』
そんな解釈に思えてなりません。

会社では、スタッフに社会保険加入をすすめ、世の中では老後の年金あてにならないから…そんな商品が増えていくのは、相反することだと思って少し笑えてきました。

・元本保証型
・投資型:還元率も高いものなど様々な商品があり、選択肢が沢山有
ということは、あまり詳しくない人間はハードルが高く感じます。

何よりも今回のこの制度のいいところは、税金対策になるというところなんでしょうね。
月々15,000円くらいの掛金で、毎年約27,000円位の節税ができると資料に書いてありました。
(※個人差はもちろんあります)

今のご時世、銀行に預けても利息はほんの少し。
この節税効果はある意味すごいのかもしれません。
デメリットは60歳まで取り崩すことができない点。
人によっては、確実に貯金できるという考え方になり、デメリットがメリットにもなります。
後は手数料との兼ね合いでしょうが、もう少し勉強する必要のある制度ではあるが、検討する価値はあるものだと思った次第です。