『解体工事』とは、その文字どおり、建物などを解体する工事のことをいいます。

世界遺産や歴史的構造物ではないかぎり、どんな建物でもいつかは解体される時がやってきます。

ただ、一言「建物の解体」と言っても、一般居住用の戸建て建物だけではなく、ビルやマンションや倉庫など、解体工事の対象となる建物の種類や構造はさまざまです。

そして、一般的な居住用の建物といっても、時代も違えば施工方法も違い、構造も違い、同じように見えて、建物を解体する時のコスト(費用)も違ってくるのです。

ここでは、解体工事の種類やその特徴について豆情報をお伝えしたいと思います。

解体工事の種類

解体工事の種類をここで紹介します。

ここでは、
①居住用の戸建て住宅
②長屋の解体
③マンション等
④内装の解体工事

について説明します。

①居住用の戸建て住宅

居住用の戸建て住宅にも、建て方の種類がいくつかあります。

外観が同じように見えても、内部の構造によって解体工事の金額が異なる場合があります。

見積りを依頼する際に、事前に建物の構造を把握しておいた方がいいかもしれませんね。

☑ 木造(W造)
☑ 鉄骨造(S造)
☑ 鉄筋コンクリート造(RC造)

木造建物(W造)

日本国内にある戸建て住宅の9割は木造といってもいいと思います。

また木造のなかにもさらに

☑ 木造軸組工法
(日本に古くからある建て方で『従来工法』ともよばれています)

☑ 木造枠組壁工法
(最近耳にする『2×4工法(ツーバイフォー)』とよばれる工法です)

など、複数の建築方法があります。

中には、「混構造」といって、1階が鉄筋コンクリート造で2階が木造といった、ミックスされた建物もあります。

一般的に、木造軸組工法よりも木造枠組壁工法のほうが頑丈で、解体費用もコスト高になりがちです。

鉄骨造建物(S造)

戸建て住宅のうちに占める割合は数パーセントですが、大手住宅メーカー様のなかには、「軽量鉄骨造」の建物主力として建築している会社もあります。

鉄筋コンクリート造建物(RC造)

戸建て住宅としては、鉄骨造と同じく割合は少ないのですが、建物の主要構造部(柱や梁)には大量の鉄筋が使われるため壊しにくく、木造や鉄骨造よりもこの鉄筋コンクリート造の方が解体費用は高くなることが多いです。

②『長屋』の解体

長屋
長屋のイメージ図

昔からの建物で見たことのある方はいらしゃるのではないでしょうか?

昔から狭い土地の有効活用方法として『長屋』といわれる、建物の壁を隣家と接して建てる方法があります。

今では随分減ったと思いますが、まだ全住宅の2~3%程度(H25時点統計)を占めているようです。

長屋を解体するとき、隣の建物とくっついている壁の切り離しが必要となってくるため、作業が一気に難しくなる傾向があります。

特に、古くからの木造建物は、解体工事によってどうしても避けては通れない振動によって隣の建物に損傷が生じることがあります。

損傷が生じた際、その補修費用は一般的に解体する側の負担となります。

上記のようなことが理由により、長屋解体は難しい作業であり、隣の壁の養生費用も必要となるため、通常に比べて工事代金が高くなる傾向にあります。

よって、解体業者を選ぶとき、このような難しい作業の経験を積んでいる業者や万が一発生した損傷に対してサポートできるような工事保険などに加入している業者を探すということがポイントかと思います。

③マンション等の解体

マンション解体
マンション解体イメージ図

マンション解体は、ほぼ鉄骨造(S造)か鉄筋コンクリート造(RC造)が多いため、建物も大規模で解体工事の工事代金も高額となります。

また、気を付けていただきたい点として、工事代金が500万円を超える解体工事を引き受ける場合には、『建設業の許可』が必要となります。

現在、建設業の許可の種類は29業種あり、そのなかの「解体工事業」が解体工事の際に必要な許可業種となります。

もし、工事代金が500万円を超えるような解体工事の場合、依頼する解体工事業者が『解体工事業の建設業の許可』をもっていることを確認する必要があります。

④内装の解体

内装解体イメージ図
内装解体イメージ図

建物を全部こわすだけが解体工事ではありません。

例をあげると、リフォームをするために内装を解体する場合や、テナントビルの一室を改装するときに内装を解体する場合も解体工事の一種です。

テナントビルの内装を解体する場合には、必ずビルのオーナーの同意が必要となります。

また、どの範囲まで解体できるか、マンションなどプチリフォームの際によくトラブルになりますが、マンション規約なども確認しつつ、オーナーさんや管理会社に立ち合いを依頼することが一番ベストかと思います。

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ISOGAWA
最後に…
リフォームの際、ハウスメーカーに解体工事も建築工事も一式お願いする方が楽だと思いますが、『分離発注』でコスト面をおさえることも可能です。

正直、解体工事=なくすだけの工事 というイメージが強く、そこに費用をかけるのはもったいないですよね!?

解体工事の経験値もあり、施工実績のある解体専門業者に一度見積の依頼をすることを当社はおすすめします。

その際は、ISOGAWAにも是非、『見積りフォーム』からご依頼いただけると幸いです。

>>見積りフォームへ
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ここからは、ISOGAWAの宣伝となりますが、やはり営業活動をしていると、今まで色々な解体専門業者様との取引はあったけど、不満や不安を抱えているハウスメーカーや工務店、不動産会社様がいらっしゃいます。
その中で多い声として、

・工事中のマナーの徹底
・工事中の施主(顧客様)との密な連絡等のやり取り
・安全施工に対する意識
・工事前の挨拶


となります。

こういったお客様からのご依頼をいただき、満足していただき、お褒めの言葉をいただいてます。

安心して解体工事を任せていただける会社をお探しのお客様は、是非、ISOGAWAにご相談ください!

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