あっという間に3月突入です。
ISOGAWAは無事、2月決算を迎え、あらたな期がスタートしました。

思えば10年前、手元に資金もそこまでなく、1名から3名と細々とやり始めた、解体業。
しばらくずっと気合を入れずに経営をし、時に自分の給与は支払われず、苦しい思いをしましたが、ふと思い立った時、周りの人たちの支えもあり、ぐぐぐっと成長できたんだなぁと。

10年なんてあっという間なのかもしれませんが、楽しい思い出、苦しい思い出、嬉しい思い出、悲しい思い出…
たくさんありますが、毎日、目の前のことに追われているのが現状です。

先日、スタッフの方と決算期最終日に食事をしました。
10年来のスタッフや、忙しい苦しい時期に踏ん張ってくれたスタッフが目の前にいました。

思いはたくさんありますが、なかなか口下手な私はスタッフに伝えることができず、気難しい『おっさん』だと思われているかもしれませんね。
誰よりも神経質な人間ではありますが、また今期もたくさんスタッフとコミュニケーションをとり、日々成長できるようにしたいと思います。

さて、先日の食事会で重機オペスタッフ達が悩んでました。
要は
『現場における人とのコミュニケーション』
といったところでしょうか…

オペさん達は、一つの現場を任され、収支バランスもみて、会社のために色々とリアルタイムに考え、現場で働くスタッフの采配もすべて担ってます。
責任重大であり、自分はもちろん、他人のことまで動かすとなると、非常に大変なものなのでしょう。
私自身も思い通りにならず、現場で何度も声を荒げたものです。
今のご時世というのでしょうか…?
このようなやり方はなかなか人は成長できず、オペ達の気持ちは十分に尊重するに値するのですが、バランスがとれず、個々で悩んでいるようです。
自分を戒めたり…
そんな感じでした。
思いが分かるからこそ、何とかその壁を乗り越えてほしいと思ってます。
そのやり方は人それぞれですもんね。

現状の自分のやり方は、『得策ではない』
と思った時に、人は新たな目標を見つけることができるのだと思います。

事務方のモットーの一つに
『人は上達したと思ったときから下手になってゆく』
という言葉を聞いた事があります。
何事も自分の中で、満足し、「これで十分OKだ」と思うことは、下手への始まり…
といったところでしょうか。
ついつい自己評価が高めの事務方は、時々、そんな戒めをもって、自分の行動について、見直したりしているそうです。

完璧な人間はなかなかいないと思います。
その中で、自分について課題や問題点を把握し、解決する行動ができる人間が最終的には『生き残れる人間』なのかもしれないと思いました。

今期もISOGAWAをよろしくお願いします!!

追記:
写真の名刺は、『会社名刺』です。
解体工事の現場において、近隣の方から、「お宅の会社はどこ?」と聞かれることがあるとの話をスタッフから聞いたので、事務方に新しい名刺を作ってもらい、現場でいつでも配布できるようにしてみました。
(苦情系の場合はこの名刺渡してほしくないのですが…)

ある現場で、近隣の方がISOGAWAの施工をみて、次は是非自分のところも!!
という話で3年前から芋づる式のような見積依頼を頂いております。
それは、私にとっては本当に嬉しい話であり、「現場スタッフ」「営業スタッフ」の評価の結果だと思い、喜ばしい限りですね。